2011年 03月 09日

エピソード 回天

ある日、佐伯肇は家電量販店に来ていた。
去年の暮れまでに買おうとしていた液晶テレビ。エコポイントが減額になる前にと思っていたが
そのタイミングを逃し新年を迎えてしましった。
「今のテレビ(ブラウン管)が25型だから、薄型テレビは32v型で十分だ。」
肇は去年からサイズは決めていた。さらにメーカーもパナソニックにしようと。
去年の春ごろから新聞の折込チラシだけは毎週チェックしていた。
価格帯も10万円を切って、5万円台も珍しくなくなった。ずい分と安くなったもんだ。
テレビの売り場を見ていたら、お目当てのパナのテレビがあった。
54,800円。
「これでいいんじゃないかなぁ。」目的は地上デジタルが映ればいいんだから。
少し離れた場所に、LEDで79,800円があった。省エネで画面が長持ちするといわれている。
どうせ買うならLEDもいいなぁと心が動いた。しかし、その動いた気持ちを更に揺さぶったのが
隣にあったソニーのテレビだった。おなじ32v型だけど、デザインがかなりいい!
周りの東芝、シャープ、パナソニックに比べると格段にソニーが上に見えた。
東京に来て一人くらしを始めて、最初に買ったのがソニーの「プロフィール」というモニター型のテレビだった。
正確にはモニターだから受像機で、別にチューナーも必要になる。併せてテレビの類を成すわけだ。
あのころのソニーのデザインや拘りが蘇っきたのを肇は覚えた。
最初に買ったステレオもソニー、次のミニコンポもソニー。
ずっと"ソニーっ子クラブ"だった・・・

「お客様、テレビをお考えですか。」売り場の店員が声をかけてきた。
「うーーーん、まあねぇ。」いつもなら、"いや、みてるだけだから"と暗に寄せ付けない雰囲気を相手に与えようとするのだが
ソニーのテレビを見て、ほとんど決めようかと思っていたから、そんな態度も取らなかった。
「どちらのメーカーがご希望ですか。」
「パナにしようと思っているんだけど...ソニーもいいねっ。」と正直に伝えた。
「正直言って、ソニーはお薦めです。」と売り込みモードにスイッチがON。
幾つか質問したり説明を聞いたりしたあと
「お客様、こちらのソニーはいかがですか。」手を向けた先には、壁際に展示された大型画面のテレビ群。
40v型が上下二段に展示してあった。左上がソニー、その隣が東芝、その下が日立、ソニーの下がシャープ
四つの画面を見比べると、ソニーが小さく見えた。フレームラインがスリムのせいだ。
一目見たら、37v型かな?と思うほどスリムに見える。流石はソニー、他とは違う。
さらに衝撃的な瞬間を肇は見た。
四つのテレビは同じ映像が流されている。外国の景色や人々の様子が右から左、または左から右へと映像が動く。
見比べると、ソニーだけは動きにぶれる感じがしない。他のはぶれて見える。
「おぉ! ソニーのは自然に見える。他のを圧倒している」感じがする(ひいき目にみて)
近くに行って見ると、『4倍速液晶』と大きくうたっている。
1秒間60コマの映像を240コマに変換し、動きの速い映像をよりなめらかに再現するらしい。

『SONY BLAVIA 40HX800 4倍速3D対応モデル』 

液晶パネルでもこれくらい動きについていけるとプラズマ並みだ。
価格も昨年の今頃、予算的に32型のテレビとブルーレイのレコーダーで25万円を考えていた。
だけど価格は引き下がり、40型とレコーダーで20万円を下回る。
「これならいけそうだ。」肇はこの時点で決心していた。
果たして、今のテレビがある部屋に40型が収まるか? それだけが要確認ということで
店員の名刺をもらい、後日また来店することとした。
・・・3D。あまり興味はないけど、対応しているなら それはそれでいいかぁ。


後日。
テレビを置くスペースが整理できた。コンポを端に置いて、スピーカーをテレビの両脇に置く。
画面とソファーの距離も、薄型になることで壁側に寄るのでブラウン管テレビより取れる。
これらの確信をもって商談の運びとなった。

前回の店員をみつけて、「テレビ、ソニーに決めたよ。」肇は声を掛けた。
満面の笑みを浮かべて店員は近づいてきた。
「ありがとうございます。それでは、こちらのテーブルに・・・」白い丸テーブルと同じ白い椅子に腰掛けた。
「テレビは40型のアレね、レーコーダーは右端の一番上にあるヤツ。」
店員はサービスするモノや値引きの額などを確認して、伝票に品名と価格を書きはじめた。

・ ソニーTV KDL40HX800
・ ソニーレコーダー BDZAT500
  TVリサイクル料金
・ 無料5年保障サービス
・ トランスミッターサービス
・ 買い替えポイントサービス
・ HDMIケーブルプレゼント
___________________________
〆て 163,960円也

配送日を決めて、支払いを済ませ、店を後にした。 



数日後。
「○○○電器です。テレビのお届けに参りました。」
ドアを開けると、若いお兄さんたち二人が笑顔で立っていた。
リサイクルに出すテレビは玄関の前に置いていたので
「すみません、ここまで運んでいただいて」と一人のお兄さんが礼を言った。
お互い時間は大切にしたいから、出来ることはやっといただけさ___。と心で呟き
口では「いいえ、たいしたことじゃないから。」と照れたふりをする。
そのお兄さんは、レコーダーの箱を抱えてリビングへ。
「この台の上にテレビを設置ですね。」と何も無い以前使っていたテレビ台を指した。
「そう、その上にお願いします。で、レコーダーは上の棚に置いてもらって、
古いDVDレコーダーは下の段に置いて接続もお願いします。」
もう一人のお兄さんはブラウン管テレビをエレベーター前まで運び、新しい"ブラビア"
の箱を開梱するところだった。
レコーダーにB-CASカードを入れて、線をつなぎ始めた。
「あ、このHDMIコード、使わせていただきますね。」とサービスでつけてもらった
HDMIコードの箱を手元に置いた。
「それから、これがサービスで付けられたトランスミッターです。」とレンガ一個分くらいの箱を渡された。
あぁ、3Dを見るのに必要なヤツだ。
「あ どうもすみません。」...メガネは付いてないんだよな、サービスしてもらえばよかった。。

スタンドにテレビを組み込んだお兄さんが、テレビ台の上に"ブラビア"を載せた。
接続の関係でまだ斜めの状態だが、大きさも違和感なく収まりそうだ。
テレビとレコーダーの接続も終わり、初期設定の作業も10分程で終わった。
テレビを正面に向け、リモコンの操作を簡単に説明してもらった。
「作業のほうはこれで終わりましたので、こちらに確認のサインか印鑑をお願いします。」
と伝票のようなものを差し出され、署名欄にサインした。『佐伯肇』と。
設置作業も全て完了して「どうもご苦労さま」
と配送員のお兄さんたちに声を掛けてドアを閉めた。

この後、コンポの接続やスピーカーの移動などをして 
一時間ほどでソファーから見る一面の壁側が
テレビを中心とした視聴コーナーとして収まった。
やはり店頭で見たときのフレームが細いせいで、スッキリした40型だ。
ソファーの背もたれに頭部が来るくらいに、くつろいだ体勢から見ると
画面までは2mくらいある。だから大きすぎることはなく、ちょうどいい感じ。
「32じゃなく、40にして正解だった。」肇は頷いた。
それにしても映像が綺麗だ。文字もくっきりと見える。
前のテレビは暗くなってきていたし、小さい文字が文字だと判別すら出来ないくらい見にくかった。
なんといっても画面の右上に『アナログ』と表示されなくなったのが嬉しい。
これで我が家の"地デジ化"は完了した。

「新しいテレビ、キレイだねっ! よかった よかった」
「あのぉ...おたく 誰れ? 」


「オレは 佐伯肇だよ。」

「えっ? 何言ってんだよ  佐伯肇はオレだよ。」


「このブログに こうして書いてるのは オレ 佐伯肇だよ。」



「それは... ヒロさんじゃないの?」

? ?...??






SONY BLAVIA 40HX800 にサンプルフォトがありました。

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SIGMA18-200mmでテレビ画像を撮ってみました。

ラストはドラマの1シーンを撮ったものです。
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by h_e_r_om | 2011-03-09 17:56 | Comments(2)
Commented by Sippo5655 at 2011-03-09 22:37
我が家もBLAVIAなんですよ~。
そう、同じように、他社のものと見比べて
私も、同じ印象を持って決めたのでした。
40もないけど、今でも満足しています。
これからのテレビ生活、楽しみですね(^0^)/
Commented by h_e_r_om at 2011-03-10 20:34
★ Sippoさま
ありがとうございます♪
BLAVIA'N仲間ですね^^
映りが本当にキレイです!
先日開幕したJ・リーグの試合を観ましたが
動きの速さにも、全然ブレがなく、ストレスを感じることがありませんでした!
プロ野球も断然 楽しみです!^^


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